01.06 2016

inter/VIEW Vol.02 – BEAUTRIUM® | 川畑 タケル 04

世界で通用する「日本人の可愛さ」を作り出す

クリエーションのベースには外国への憧れがあると語ってくれた川畑さん。
彼の手で作り出されるのは時代に流される可愛さではない。
目の前の女の子一人ずつにかけられた、「なりたい」自分になれる特別な魔法なのだ。


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日本にないものへの憧れが作品として形になる。
──
外国人風への憧れはどこから来ましたか?
最初はサーフィンからですね。あとは、映画。サーフィンカルチャーだったり、映画のロケ地だったり、日本にないものへの憧れがとにかく強かったです。戦争映画からフランス映画まで、幼少期からとにかく映画はなんでも見ていました。なぜかハリウッドはあまりみなかったけど(笑)一番影響受けたのは『パリ、テキサス』あんな感じで写真をとりたい、ああいうところに行きたいと強く感じて、実際そういう場所にたくさん行きました。前は一年の半分くらい海外に行っていたかな。

外国人から見て「可愛い日本人」を表現したい。

──
やわらかそうで、透き通っていて、茶目っ気がある。満場一致で可愛い!なりたい!と感じさせるスタイルを作り出す川畑さんにとって、「可愛い」を一言で表すと?
上品さを前提にセクシーで、
シックで、ロマンティックであること。
──
様々な女の子像や女子なら誰しもキュンとしてしまうようなヘアを次々と提案していますが、飽きさせない可愛さを生み出す秘訣はなんですか?
うーん、何でしょうね。「上品さ」でしょうか。同じように見えるスタイルでも、他とは違う上品さを追い求めています。上品な女の子が好きなんですよね。僕が作り出す色っぽいとか、女の子っぽいの前提には、「上品」があると思います。いろいろな国を巡って世界から日本人がどう見えるかを学んだので、外国人から見て「可愛い日本人」と思われるスタイルを作るのが好きです。
──
川畑さんの作り出す世界観のキーワードでもある「外国人風」はどうやって作っていますか?
外国人と日本人ではそもそも骨格から違うから、骨格を似せて見せるようにしています。外国人だと目が顔の半分くらいの位置にあるんだけど、日本人は三分の二くらいにある。だから、目の位置が顔の半分くらいに見えるように前髪を作ったり、横から見たら後頭部が立体的に見えるようにカットしたり、骨格を矯正するようなカットをすることで外国人風に見せています。

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Photography : Takumi Shinoda / Text : Azu Satoh

川畑タケル プロフィール

BEAUTRIUM® ヘアデザイナー&アートディレクター


20歳で美容学校を卒業して美容師になったものの、半年で退職。
数年間サーフィンに没頭した後に美容師として復帰。
数店舗を経験したのち1988年にBEAUTRIUMに所属。
「スライドカット」テクニックを生み出し、美容業界に革新を起こす。
2008年 鎌倉・七里ガ浜にBEAUTRIUM 七里ヶ浜店をオープン。
ヘアデザイナーとしてコレクションへの出演やファッション誌などを手がけ活躍している。


Address. 〒248-0026 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-1 WEEKEND HOUSE ALLEY #04
Tel. 0467-39-1201
Open. 平日10:00〜20:00/土日祝10:00〜19:00
BEAUTRIUM® Official Site. http://beautrium.com


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